16世紀、イエメンから僧侶が7粒のコーヒーの種をインドへ持ち出し、インド南部の標高の高い丘に植えました。(紅茶は19世紀から栽培されました)
100種類以上の樹木や植物をコーヒーの木の近くに植えて日照量や湿度を調節しています。
そして、それらの実を求めて農園には野生の象やトラなど多くの動物達も集まり、共に暮らしています。また、森林栽培のためトラクターが入らず収穫は全て手摘みです。
昼夜の寒暖差でコーヒーの実はゆっくりと成長するので、実は固く締まり、味が濃縮されます。まろやかでクセがなく飲み易いのが特徴です。
インドはコーヒー豆生産量 第5~7位です。主にヨーロッパに輸出しています。
コーヒーが嫌いだった私が結婚したのはインドでコーヒー農園を持つインド人でした。
美しい農園に魅かれ、今では親戚の農園から上質な生豆を空輸して自家焙煎をしています。
生豆を湯洗いし、胸焼け等の一因とされるカビ等の欠点豆を丁寧に取り除いています。そして、水蒸気焙煎で豆の芯から水分を抜くため、焙煎後約一ヵ月は常温保存が可能です。
手間と時間をかけることで、コーヒー本来の美味しさを引き出し、さらに体に優しく安心してお飲みいただけます。